クロモジクロモジ(黒文字) クスノキ科/クロモジ属/落葉低木 別名(生薬名):ウショウ(烏樟)・チョウショウ(釣樟) 開花時期 4月頃 実のなる時期 9~10月頃 挿し木時期 6月~7月頃 種からの繁殖も可能なようです。 クロモジの雑学 茶道で用いる楊子や、爪楊枝やお箸の材料として有名で、 爪楊枝のことをクロモジと呼んだりする方もおられるのではないでしょうか。 クロモジ、アオモジ、シロモジのことを三文字といわれ、 いずれも雌雄異株です。 クロモジは、関西の山野に自生してますが、 メスとオスの違いが分かりにくいらしく、花の色や大きさ、雄べの数で見分けるようです。 枝と葉から取れる精油は、クロモジ油と呼ばれます。 根の皮を乾燥したものを生薬名では、釣樟(ちょうしょう)といわれ、 皮膚病に効果があり、頭のマッサージをすると、抜け毛防止やフケやハゲの予防に効くといわれます。 《クロモジの仲間》 ●アオモジ(青文字) クスノキ科/クロモジ属/落葉低木/雌雄異株 ●シロモジ(白文字) クスノキ科/クロモジ属/落葉低木/雌雄異株 葉が、3つに分かれているのが特長。 ●オオバクロモジ(大葉黒文字) クスノキ科/クロモジ属/落葉低木/雌雄異株 クロモジの変種で、クロモジより葉が大きいのが特長。 水やり・肥料 栽培したことはありませんが、湿り気のある肥えた土を好み半日陰でも育つといわれます。 注意点 乾燥させないように注意するといいと思います。 利用・効能 食用にするというよりは、薬用や、鑑賞用、木細工として、主に香りを楽しむハーブのようです。 葉や枝は、皮膚の湿疹に効果があるといわれますので、 入浴剤にしたり、手づくりの化粧品や石けんに香料として加えてもいいと思います。 薬効では、利尿効果や、去痰、皮膚病、関節痛に効果があります。 根皮を煎じたものを患部に塗って皮膚病の治療に効くといわれます。 葉から抽出したクロモジ油は、入浴剤として利用したり、香水や石鹸の香料として用いられるようです。 害虫と病気 栽培したことがないので、分かりません。(スイマセン。。。) ジャンル別一覧
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